背番号6番、森敬斗選手は、燃えているか?
2026年5月9日(土曜)ベイスターズファーム観戦記 ハヤテ戦
よこすかスタジアムでのファームの試合の観戦に訪れた。天気も良く、観戦に訪れる方も多く、スタンドはほぼ埋まっている。
私のお目当ては、背番号6番、森敬斗選手。
2024年のベイスターズ日本一に貢献して遊撃のレギュラー候補として期待されたが、2025年は28試合の出場にとどまり、今年もファームスタートとなっている。遊撃手は、京田選手、林選手、同学年の石上選手の存在もあり、加えて、成瀬選手など若手選手も加わり、大激戦区となっている。すでに、森敬斗選手は、遊撃から外野にコンバートされ、センターを守っているとの話。
森敬斗選手の現在地を見定めるべく、ファームの試合の観戦にやってきたのだ。
ありがたいことに、筒香選手の試合復帰も重なり、「ハマの大砲」の状態も見ることができた。ベンチに筒香選手が出てきただけで、なぜか、雰囲気も変わり締まったように見えるから不思議なものだ。

背番号6番、森敬斗選手、9番センターでスタメンだ。
早々に守備機会があったが、簡単なフライの処理だったので、その実力の程は分からず。先に、相手チームに、ツーランホームランを浴びて、4回終わって、0対2でハヤテのリード。
森敬斗選手は、最初の打席はファーボールを選び、5回裏2アウトからの第二打席。内角に落ちる変化球をうまくセンターへはじき返した。すぐさま、2塁へ盗塁をはかり、タイミング的には危なかったが、捕手のスローイングが外れセーフ。次の石上選手の右中間への3塁打でホームに生還。続く田内選手の内野安打で同点と、その一連の連打のきっかけヒットを放った。

3打席目は、7回裏、1アウト、ランナー2塁1塁のチャンス。左投手からの大きなカーブを引き付けてレフト前ヒット。上位の打線につないで、大量得点につながった。

森敬斗選手の体の大きさは、昨年とあまり変わっていないように感じる。林琢真選手や石上選手のように筋トレで一回り体を大きくしている感じではない。変わらず、動きも俊敏で、外野の守備もそつなくこなしている感じだ。
打撃に関しては、うまくコンタクトしていて安打を重ねていた印象だが、今年のファームでの試合結果を見る限りでは、まだ、度会選手や牧選手のようなコンスタントに安打を重ねられるような、一つ上のレベルには到達できていないと見受けられる。打撃でもう一皮むけて成長が欲しいところだ。
また、あえて物足りないところと言えば、全体的にまとまりも良いのだが、悪く言うと、こじんまりとしている感じで、高校時代のような荒々しさというか、体からみなぎる覇気というか、とんでもない迫力で燃えるような気迫を感じさせてくれない点が惜しいということか。少し厳しすぎるかもしれないが—。
ベイスターズは、今、打てない選手は1軍に上がれない。チーム内競争は苛烈で、いつ来るかわからないチャンス到来まで気が抜けない。常に、ファームで3割レベルの打率を残し、9番の打順に甘んじるのではなく、1番2番を狙えるような、チャンスメイクのできる打撃と気迫を持ち合わせてほしいと思う。
いつも心を燃えあがらせてガッツあふれる選手として、1軍に戻ってきて欲しい。
背番号6番、森敬斗選手:ファームでの打率:.235 3打数2安打1打点 通算68打数16安打10打点0本塁打

