【スポーツコラム】横浜DeNAベイスターズ 3456の未来!

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背番号4番、度会隆輝選手はやはり裏切らない男だ。いや、調子に乗れる男だ!

ヤクルト第三戦にスタメン出場し活躍した背番号4番、度会隆輝選手は、その後の阪神との3連戦、巨人との3連戦、中日との初戦まで、連続でスタメン出場を果たしていた。特に、阪神戦では、3試合連続安打で打率を4割として、好成績を収めていた。ただ、中日戦、広島戦と徐々に調子を落とし、スタメンを外れることもあった。

2026年4月12日(日曜)、広島戦第2回戦

広島の先発は床田投手、横浜ベイスターズは、石田投手だ。

前日の試合で、4打数ノー安打の度会選手の名前は、スターティングメンバーの中になかった。3塁側スタンドからベンチを双眼鏡で覗くが、度会選手と松尾選手がベンチで並んで試合を見守る形だ。

横浜はなかなか攻め手に欠く中、2回に犠牲フライで1点を先取されていた。

問題は、4回表、小園選手の何気ないレフトフライを、ヒュンメル選手がおそらくグラブの土手に当てて落球したのだ。こういっては何だが、いまや中学生でもしないような守備のミスが出てしまった。当然、雰囲気は悪くなる。横浜ファンの怒りと心配の目が、ヒュンメル選手と石田投手に向けられる中、そこから、4本のヒットを打たれ、あれよあれよという間に、3点を追加され、4対0になっていた。ただ、外人選手の場合はよくあるのが、ミスの後は異常な集中力で挽回を見せるのが常。はたして、ヒュンメル選手は、その裏、バックスクリーンの左横にギリギリ飛び込むソロホームランを打って見せたのだ。1本出ると続くのが横浜。二塁打で出た佐野選手を山本選手がタイムリーツーベースを放ち、この回2点を返す。

なんとか、7回表まで、投手リレーで0点に抑えて迎えた7回裏の横浜の攻撃。点差は、4対2のままで、広島リード。

宮崎選手、山本選手と倒れて2アウト。前日、プロ初安打を放って勢いに乗る背番号34宮下選手が2-2からの見逃せばボールになる低めの速球を豪快にライトスタンドにソロホームランを打って見せた。打たれた方の床田投手がなんとも不思議そうな顔をしたくらい、難しい球をそのパワーでホームランに持っていく。ドラフト3位のルーキーが横浜の打線にプロ初ホームランで火をつけた。続く蛯名選手の二塁打、そして、背番号28勝又選手が思いっきりのいいスイングで詰まりながらもレフト線に2塁打を放ち4対4の同点にした。プロ初安打だ。

次の投手の打順で、代打で度会選手が呼ばれる。広島の投手は床田投手から左の森浦投手に変わっていたが、すでに5回に松尾選手が代打で出ていたため、度会選手が呼ばれたのだ。打席に入る前に、ベンチの前で、スタッフからかなり時間をかけて投手の情報を聞き取っていた度会選手。押せ押せのムードの中、初球の少し甘い真ん中のストレートを見事に、ライトスタンドに勝ち越しのツーランホームランを放つ。球種を絞り込んでいたのか思いっきりのいいスイングだった。ファン総立ちの万歳の大合唱だ!度会選手はダイヤモンド1周の間、1塁を回る前から、右腕を突き上げ、3塁の前までそのままの姿勢を保ってファンに応えた。

激戦の外野手争いの中、打てないでは出れない横浜ベイスターズの内なる戦い。ギラギラした若手の争いの中で、どんどんチームが底上げされていき、雰囲気も良くなっていくのが見て取れる。

背番号4番、度会隆輝選手:打率:.279 本塁打:2本 通算43打数12安打3打点

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